スクーバダイビングSCUBA DIVING

スクーバダイビングとは?

スクーバダイビングとは?

マリンスポーツは色々とありますが、
海の中を魚レベルで自由に泳ぐことができるのが、スクーバダイビング。

魚やイルカたちと水中を思いのままに泳いだり、
普段見ることができない世界と触れ合うことができます。
スクーバダイビングの魅力から資格取得おススメスポットまで
まとめてご紹介します!

多くの人を魅了するスクーバダイビングの魅力とは?

スクーバダイビングは、酸素ボンベを背負って水中を潜水するマリンスポーツとして、多くの人に知られています。
本当の魅力や楽しみは実際に体験した人でないと知ることができないのも特徴です。

  • 水中で呼吸をし、無重力の浮遊感を感じられる
  • 陸上の世界とは全く異なる非日常の世界を味わえる
  • 海中で見たこともない珍しい魚や未知との遭遇に感動
  • 人間より遥かに大きな生物との出会い
  • スクーバダイビングを通して友人を作ることができる
  • 10歳以上なら何歳からでも始められる
多くの人を魅了するスクーバダイビングの魅力とは?

というように、スクーバダイビングの魅力は数えきれない程。
また泳ぎが苦手な方も空気を詰めたタンクを使用し、ウェットスーツを着用するため不思議と楽しめる!
というのも魅力の一つかもしれません。

こんな魅力がたくさんのマリンスポーツですが

  • 興味はあるけど、何から始めていいのかわからない!
  • やってみたいけど、ちょっと不安・・
  • 水が苦手でダイビングが怖い・・
  • 耳抜きが出来るか不安・・
不安な声

と不安な声も聞こえてきます。
不安を持っている方は、まずは体験ダイビングから挑戦してみてはいかがでしょうか?
全国各地にあるダイビングショップでは体験ダイビングを受け付けているところも多いですので体験ダイビングができるショップを探してみましょう!

スクーバダイビングのライセンス『Cカード』とは?

一度ダイビングを体験すると

  • 始めは緊張したけど、楽しかった!またしたい!
  • 海外旅行などの旅先や世界の海で潜ってみたい!
  • もっと深いところまで潜ってみたい!
  • 地形ダイビングやナイトダイビングもしてみたい!
体験の声

といった声が聞こえてきます。
このように色々なダイビングを楽しみたいとなると
『Cカード』と呼ばれるライセンスが必要になってきます。

Cカードというのは、Certification Card(認定カード)の略で
このカードを保有することで必須の知識と技能を習得したとみなされます。

Cカードを持っていれば、
世界のダイビングスポット空気を充填したボンベを借りるといったダイビングに必要なサービスを
世界のどこでも受けることができるようになります。

ダイビング技術は講習によってほとんどの人が習得できますが
水中という特殊な環境下で行うスポーツであることから、
安全で快適にダイビングを楽しむために基本を学ぶことが義務づけられています。

Cカードはダイバーとしての資格を公的に証明する世界共通の認定証となります。

『Cカード』の種類とは?

資格取得を決めたらまずは資格の種類について調べていきましょう!
Cカードは民間で発行するダイビング技能の認定証であることから世界中で40もの民間団体がライセンスを発行しています。
この中から世界でも有名な団体を一部紹介します!

PADI

1966年にアメリカで創設された世界最大のレクリエーショナルダイビングの指導団体。
全世界のダイバーの約60%以上のシェアを誇り、世界はもちろんのこと、日本国内でも一番普及しているダイビングライセンス。

NAUI

1950年代始め(下記BSACよりは後と見られる)、アメリカのカリフォルニアで発足したナショナル・ダイビング・パトロールを前身とする。

SSI

1970年にアメリカで設立された指導団体。
フリーのインストラクター活動は認めず、加盟店(ディーラー/ダイブセンター)に所属するインストラクターのみ認定しているのが特徴。
110か国以上に提携ディーラーを約2500店舗配する。

BSAC

1953年、イギリスのロンドンで発足。
ウィリアム王子を総裁に戴く、世界最古の伝統を誇るダイビング教育機関。

『Cカード』のランクとは?

PADIのダイビングライセンスで内容を確認してみましょう!
(※団体によって、ランクの呼び名が異なります)

おすすめ!

オープン・ウォーター・ダイバー・コースOpen Water Diver Course

【参加前条件】

年齢15歳以上(ジュニア・オープン・ウォーター・ダイバーは10歳以上)

【コースを修了すると・・・】

自分たちでダイビングの計画を立て、
バディ・システムを守りながらダイビングを楽しむことができます。
インストラクターなどの引率をつけずにコンディションの良い海でダイビングができます。
ダイビング器材の購入やタンク・レンタルなどのサービスを受けることができます。
アドベンチャープログラムや各種スペシャルティ・ダイバー・コースに参加できます。

【受講内容】

知識の開発(5セッション)+プールダイブ(5セッション)+海洋実習(4ダイブ)

時間が取れない方に!

スクーバ・ダイバー・コースScuba Diver Course

【参加前条件】

年齢15歳以上(ジュニア・スクーバ・ダイバーは10歳以上)

【コースを修了すると・・・】

PADIのプロフェッショナル・メンバーの引率でダイビングを楽しむことができます。
水深12メートルまでのダイビングが可能/ダイビング器材の購入やタンク・レンタルなどのサービスを受けることができます。
オープン・ウォーター・ダイバー・コースへのステップが容易になります。

【受講内容】

知識の開発(3セッション)+プールダイブ(3セッション)+海洋実習(2ダイブ)

※体験プログラム経験者は、担当インストラクターの判断によりその経験がスクーバ・ダイバー・コースの一部としての実績が認められます。

もっと楽しみたい方!

アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・コースAdvanced Open Water Diver Course

【参加前条件】

PADIオープン・ウォーター・ダイバー以上 、または同等の他団体Cカード取得者。
また、アドベンチャー・ダイバー・コースは10歳以上、アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・コースは12歳以上。

※アドベンチャー・ダイブによって年齢制限が異なるので、事前に受講するPADIダイブショップにお問い合わせください。

【講習内容】

アドベンチャー・ダイバー・コースは3種類のアドベンチャー・ダイブ。
アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・コースは、5種類のアドベンチャー・ダイブ(水中ナビゲーション、ディープダイブを含む)

レスキュー・ダイバー・コースRescue Diver Course

【参加前条件】

PADIアドベンチャー・ダイバー以上 、または同等の他団体Cカード取得者、かつエマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)プログラム修了者、または同等の修了者

※アドベンチャー・ダイバーの場合、ナビゲーション・ダイブを行なっていることが条件となります。

【講習内容】

学科試験+海洋でのレスキュー課題10+シナリオ2。
レスキュー課題とシナリオで少なくとも2日間以上

【コースを修了すると・・・】

トラブルを未然に防ぐ能力が身につきます。
緊急時の応急処置ができます。自分自身の安全性が高まります。
他のダイバーを気遣う意識が高まります。
負傷したダイバーの救助や、事故時の救命方法が身につきます。
水中捜索方法がマスターできます。

このように団体もライセンスのランクもたくさんある奥の深いスポーツです!
ライセンスの種類によって、潜水でいる深さや場所が異なるので自分にぴったりのライセンスを探しましょう!
ライセンスを取得したら、いよいよダイビングです!

おすすめダイビングスポットを紹介!

日本でもたくさんのダイビングスポットがありますがその中でもおすすめのスポット10選をご紹介!

石垣島(沖縄県)

石垣島(沖縄県)

国内でのダイビングスポットで沖縄は外せない!!
石垣島に宮古島、沖縄本島もたくさんのスポットがあります。

そんな沖縄県のダイビングスポットでも1番人気は石垣島。
石垣島では透き通った海の中を泳ぎまわる『マンタ』に出会えるスポットとして有名です。

他にも美しい砂地華やかなサンゴなど、
キラキラな光景でダイバー達を楽しませています。

宮古島(沖縄県)

宮古島(沖縄県)

大人気の沖縄では石垣島・沖縄本島の他に宮古島も人気です!

国内屈指の透明度を誇り
「魔王の宮殿」「スネークホール」
といったスポットは絶景ポイント!

宮古島へのアクセスは
沖縄本島を経由する便の他
東京からの直行便もあり
アクセスがいいのも人気の理由です!

式根島(東京都)

式根島(東京都)

伊豆諸島のひとつである式根島は
人口がわずか600人程の小さな島。

どのビーチも湾になっているので静かで穏やかなのが特徴です。
ハイシーズンを除けばプライベートビーチになることも!

一面に広がる鮮やかなサンゴや熱帯魚。
またカンパチやヒラマサなどの大型回遊魚が群れる
ダイナミックな風景を楽しめるポイントもあります!

式根島では海底から温泉が湧く
珍しいポイントがあり、癒されること間違いなし!
さらに冬にはウミガメが集まってくるポイントでもあります!

大瀬崎(静岡県)

大瀬崎(静岡県)

関東から日帰りで行けるダイビングスポット!

大瀬崎の一押しはなんといっても「マンボウ」

静岡の海でマンボウ?! えっ本当!?
と思うかもしれないですが本当です!

マンボウの姿を見たダイバー達はみんなたちまちメロメロに!

岬先端のポイントではマンボウの他
ハンマーヘッド、マンタなどの大型生物も目撃されています。

また湾内ではナイトダイビングもでき
初心者から上級者まで楽しめます!

城ケ島(神奈川県)

城ケ島(神奈川県)

城ヶ島は都内から車で90分と立地の良さで人気があります!

ウミウシと呼ばれる白い身体に角が2本生えたような
かわいらしい生き物がたくさん見られるという
珍しい生き物が好きな方にとってはおすすめスポットです!

冬は透明度が高くコンディションが良ければ
30m以上の視界が望めることもあります!

ウミウシの他にも
小さくてかわいらしい生き物の宝庫となっています!

小笠原諸島(東京都)

小笠原諸島(東京都)

透明度に関していえば、小笠原諸島も見逃せません!
冬から春にかけてはザトウクジラ、夏から秋にかけてはマッコウクジラや人気のイルカにも出会えます!

日本では小笠原諸島でしかみることのできない
シロワニも目撃されています!

東京からのアクセスが
「おがさわら丸」という定期船に乗るしかなく、
約25時間かかってしまうことだけが残念ですが、
「一生に一度は訪れてみたい」スポットとして人気です。

柏島(高知県)

柏島(高知県)

四国にもあります!高知県の柏島。

なんと柏島では国内のダイビングで見ることが出来る
3分の1の魚が集結しているなんて噂もあるほど。

その数なんと1000種類といわれ
海の生き物たちと触れ合いたい方には
とっておきのおススメスポットとなっています。

また美しいサンゴがたくさん見られるため
ダイバーの聖地と呼ばれる程。

透明度の高さから、船が空中に浮いているように見える程です。

与論島(鹿児島県)

与論島(鹿児島県)

映画のロケ地にもなったことで知られる与論島は
透明度抜群の海を活かしたスポットとして有名です!

ハート型にくりぬかれた天井が神秘的な
海中宮殿では実際に水中結婚式を挙げることができるという
ロマン溢れるスポットでもあります。

日本最大級の沈船「あまみ」などみどころが多く
またジンベエザメも目撃されており
運が良ければ見られる可能性もあります!

青海島(山口県)

青海島(山口県)

山口県にある青海島はビーチから直接海に入ることができ
初心者の方にも安心のダイビングスポットです。

この地域では南風が強く吹いた日に発生する湧昇流という流れが
稀に深海性の生物たちを迷いこませフォトダイバー達が集まるスポットとしても有名です。

青の洞窟と呼ばれる神秘的なスポットは
ダイバー達の心を癒しています。

串本(和歌山県)

串本(和歌山県)

ラムサラール条約で保護されている串本の海は
黒潮の恵みをうけた
カラフルな海中景色が広がるスポットとして人気です!

温暖で滋養豊かな黒潮が接岸するため
真冬でも水温が15度を下回ることがなく、
温帯と熱帯の生き物が入り交じる海中景観を作っています。

また外海ではハンマーヘッドシャークや
メジロザメといった大物と遭遇も期待できます!

スクーバダイビングスポット

おすすめスポット10選をご紹介しましたがいかがでしたか?

海外に行かなくても意外と近場で楽しむことができます。
海外のスポットにも引けを取らない透明度でダイバー達を魅了します!

個性的な可愛い生き物に出会えるダイビングスポットもたくさんあるので
みなさんも是非一度足を運んでみてくださいね!

ダイビングを安全に楽しむために注意しなければいけないこと

気象・海象情報を把握すること
■気象・海象情報を把握すること
開始前には最新の気象・海象(潮流、潮汐など)情報を把握し、
天候悪化が予想されたり、注意報が発令されているときは中止しましょう。
無理のない計画をたてる
■無理のない計画をたてる
自分の技量等を考慮した無理のないダイビング計画をたてましょう。
また、ダイビング前には、バディ(2人組で活動することをいいます。)
同士などで潜水ポイント、潜水時間などの計画や潜水中の意思疎通のための手先信号などについて、十分に打合せましょう。
体調管理には注意する
■体調管理には注意する
健康状態及び体調に気を配りましょう。
人はお酒(アルコール)が体内に入ると、判断力や集中力(注意力)の低下や、運動機能の低下などが引き起こされ、溺れやすくなります。
お酒を飲んだら海に入らないようにしましょう。
事前に準備体操を行う
■事前に準備体操を行う
海に入る前に、ストレッチ等の準備運動を行いましょう。
機材の知識を理解する
■機材の知識を理解する
マスク、スノーケル、レギュレーターなど使用資器材の取扱いに習熟し、ダイビングに関する知識・技術を習得して楽しみましょう。
また、使用する器材は自分に合ったものを使用し、ダイビング前には器材の点検を確実に行いましょう。
グループ行動を心掛ける
■グループ行動を心掛ける
万が一に備え、バディ行動やグループ行動など、複数での行動を心がけましょう。
ダイビング中は、バディでお互いの状態を確認しあいましょう。
緊急連絡先は把握しておく
■緊急連絡先は把握しておく
事故があった場合の救助機関、医療機関などへの連絡方法等を確実に把握しておきましょう。
また、潜水障害への対応や救急処置方法を心得ておきましょう。
生き物や船には近寄らない
■生き物や船には近寄らない
漁船などの動きに注意するとともに、サメなどの海の危険生物には近づかないようにしましょう。
緊急時でも冷静に行動する
■緊急時でも冷静に行動する
ダイビングは水中の活動であるため、危険と隣り合わせです。
緊急時であっても、バディと意志疎通を図り、冷静に行動しましょう。
(決してパニックを起こさない。)

最後に

ライセンス取得からおすすめスポットまで紹介しましたがいかがでしたか?

冒頭にも書いてある通り、海の中は未知の生物との遭遇美しいサンゴ海中ならではの地形や沈船
見所と楽しさがたくさん詰まっているマリンスポーツです。

広い海を泳ぎ回るわけですから、危険とも隣り合わせであることを忘れず、楽しいスクーバライフを送っていただきたいですね。
体験したことがない方もこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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